初心者は耳コピをするとき耳コピしてはいけない

いきなり何を言ってるんだこの初心者は…と思うかもしれませんが、私なりに思ったことです。

初心者が自分の好きな曲を耳コピするとき、大抵は原曲を何度も聴いてそれに近い音を作ろうとすると思うのですが、ここで思わぬ落とし穴が。
より原曲に近づけるために、原曲のオーディオを作成途中の耳コピ音源のトラックに追加して自分の作った音源と重ねて聴いてしまうと、なんかいい感じの音を作れた気になって、大枠の音を作れず、細部ばかり気になってしまうのです。

原曲をミュートしてみたらスッカスカの音源しか残ってない。
何が足りないのかもわからない。

そんな状態にハマりやすいです。

木を見て森を見ず、といったところでしょうか。


この事態を避けるために、まずは原曲と自分の曲は極力切り離して、「脳内で再生された音」と「自分が今出している音」を比較できる音感を鍛えましょう。

つまり「耳コピ」ではなく「脳コピ」です。

プリセットで入ってるループを加工して入れて誤魔化せば、だんだんとそれらしい、厚みのあるオケが出来てきますから、その喜びを原動力にしてループから徐々に原曲の音に近づけていけば良いです。

まず、「何のための耳コピなのか」を考えてコピリましょう。ゆくゆくは自分の頭の中の音が形になるようにしたいのなら、原曲を重ねて再生させてコピるのはNG、な気がします。


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